2006年11月
いよいよ第2回穴窯焼成!
でも、天気悪そう (T_T)
18日の窯詰めの様子です。
前回に比べると、2~3割程度、多く入っていると思います。
詰め方にそれほどの差があるわけではないので、
というより、むしろ今回の方が窯の脇から差す薪の量を増やそうと考え、
部分的にですけれど、やや余裕をもって詰めているので、
むしろ入る量が減ると思っていたのですが、
思わず逆になってしまいました。
「なんでかなあ?」
おそらく前回よりもロスのない形状の物が多かったため? かな。
前回は、丸い形の皿がかなりあり、詰めるのにも苦労しましたが、
今回は、比較的出っ張りの少ない筒状のものと角皿が多かったので、
無駄なスペースが少なくてすんだために、たくさん入ったみたいです。
窯詰めがすんでから、雨が続いているので、窯の湿気が心配です。
23、24日も雨らしいので、必要な薪の量が増えるかも…。
湿気の具合によっては、2~3割増も覚悟しなくちゃね。
土鍋作りのほんのちょっとしたコツ
土鍋に興味をお持ちの方が多いようなので、作るときのほんのちょっとしたヒントをお教えしようと思います。
教室に通っている方は、そこの教室の講師の方にいろいろとお教えいただいていると思うので、必要ないかとは思うんですが、私なりのちょっとしたコツをお話ししたいと思います。
土鍋作りがなかなかうまくいかないという方は、先ず自分が作りたい土鍋の形のイメージをしっかりと頭に浮かべてください。
簡単なものでいいのでイメージを紙に書ければ、なおいいです。
このときに大切なことは、底(平らな部分)の大きさをはっきりさせること。
これが重要!
小さめの底で、口を大きめに開くのか、大きめの底で口まで真っ直ぐ立ち上げるのか、そのイメージがふらふらしている人はうまくいきません。
しっかり形のイメージを描きましょう。
それさえ決まれば、そんなに難しいことはありませんよ。
あとは蓋のイメージもしっかり描きましょう。
丸くて高めの蓋か、やや平たくて低めの蓋か。
初めて土鍋を作るという人には、底が大きめで真っ直ぐ立ち上がっている形がお薦めです。深めの1~2人用の土鍋なら、比較的簡単にできます。蓋もやや高めの蓋の方が作りやすいと思います。
奇をてらって、独創的なデザインにするのも楽しいのですが、最初は既製の模倣から始めた方が無難です。
オリジナリティを出すには、形全体をユニークにするのではなく、取っ手の形や付け方で、個性を出すようにすれば、手作りらしく楽しい土鍋になると思います。蓋の取っ手も個性の出せる大事な部分です。鍋本体の取っ手は、付け根部分から外に向かってやや高くなるように作ってください。これは、熱を逃がすためです。逆になると、取っ手部分に熱が籠もってしまい、持つときに熱いです。
ぜひ、一度作ってみてください。
蛇足になると思いますが、必ず耐火粘土(土鍋土)を使ってくださいね。
またまた土鍋の季節到来!
この季節って、やっぱり土鍋なんですねえ。去年も土鍋について、アップしたけれど、今年も土鍋を作る人が増えてきました。スーパーの魚売り場には鍋料理の材料がいっぱい並んでますもんね。
私も一昨日、鍋食べちゃいました。湯豆腐っていう程度のものでしたけど、生姜をいっぱい入れたタレをつけると身体は温まるし、最後にご飯を入れてちょっと味をつければ、すごく美味しいおじやができる。
今日もこれから買い物だから、鍋にしちゃおうかな?
ちなみに私が今使っているのは、去年2000円で買ったちょっと大きめな土鍋ですけどね。
とほほっ。
そういえば先日、土鍋で鯛飯とカキご飯を炊いてみました。鯛飯は2合の米に鯛の頭と小さめの切り身を一切れ、カキご飯は同じく2合の米に2パックのカキを入れて炊きました。
いやぁ、美味しかったです。ああいうものは、電気炊飯器で炊くより土鍋の方が美味しいですね。土鍋についたおこげが何とも言えない香りを放って、おいしさ倍増でした。
何と言っても、わずか20数分で炊きあがっちゃうのが嬉しいです。今の季節、新米も美味しいし、ちょーお薦めです。
土鍋を作りたいとお考えのお方は、お急ぎください。自作の土鍋で食べる鍋料理は、格別ですよ。
何か土鍋でできる美味しいメニューがあったら、ぜひ教えてください!
連休狭間の陶芸教室
とほほっ。
紅葉シーズン真っ盛り。3連休で皆さん紅葉狩りにお出かけ?
今日は空いてます。
午後になると、毎土曜日にお見えになる皆さんがいらっしゃるとは思うんですが、こういう日はどうしても人数が少なくなりますよね。
陶芸をおやりになる皆さんは、多くが旅行好き。特に年配の皆さんは、よく旅行のお話をなさいます。桜の話、紅葉の話、そしてもちろん陶芸の話。きっと今日なんかは紅葉狩りを楽しみながら、やきものも楽しんでいらっしゃるんじゃないのかな?連休明けにそういうお話を聞くのもまた楽しいものです。もしかすると、おみやげのお菓子がいっぱい届くかも。
この前、おたまに乗せて作ったふたです。
うまくいって作者のWさんもご機嫌でした!