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4回目の穴窯焼成 その2

4回目ということでだいぶ慣れてはきたけれど、まだまだわからないことがいっぱいです。

一番難しいのは、還元の強さです。正直言ってまだほとんど理解できていません。

もちろん窯と煙突の間にあるダンパーの調節という点では、灯油窯でもガス窯でもまったく同じなのですが、

灯油やガスなら火加減(どの程度の燃料を送るか)の調節はダイヤルあるいはレバー一つなので、簡単に一定の火力を保つことができます。

ところが薪窯となると、薪を入れた瞬間には、火力が強く(燃えてエネルギーになるためのガスが出るということ)、強還元の状態になっていますが、薪が燃えていくにしたがって、炭素の量が減り、炎となるガスが出なくなりますから、酸素の量の方が勝って、窯の中の状態は、かなり酸化炎状態へと変わっていきます。

それを何で判断するかといえば、様々な穴から吹き出す炎の長さ、色、その他臭いなどなど、様々な情報を五感を利用して感じるしかないので、それにはまだまだ経験が足りません。

もちろん、還元の状態がまったくわからないというわけではありませんが、「これくらいの還元状態だったら、作品の上がりはこれくらいの色」というのが、まだわかりません。

自分の作品だけなら、使用している土の種類も限定されるので、ある程度は予測を立てやすいのですが、うちのように陶芸教室となると、会員ごとに使用している土が違うのでなおさらわかりにくくしています。

穴窯というのは、炎の方向が手前から奥へという一定方向なので、必ず正面と裏ができます。花瓶様のもので、口が綴じているようなものなら、中は見えないので、正面と裏ということでいいのですが、茶碗のように口が開いているようなものだと、炎の方向に対して使用するときに見える内側が陰になるので、どうしても見栄えのいいものにはなりません。

還元の具合だけでなく、そういった炎の向きというものも意識しないと、いい作品にはつながりませんね。その辺が、薪の窯の楽しさでしょうか。

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