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日記・コラム・つぶやき

印花作り

今日は、まだ入会間もないNさんが、印花作りをしました。

粘土で作って素焼きをするか、石膏で作るか迷いに迷って、結局石膏で作ることになりました。

はじめ粘土(並こし)で作り始めたのですが、よく話を聞いてみると、模様が結構細かいということなので、Nさんがお持ちの並こしでは、細かい細工にはやや粗く、石膏の方がいいのではないかということになりました。

きめの細かい土、例えば備前とか黒泥、コマ赤といったような土なら、細かい細工をしてもそれほど問題はありませんが、土を使って素焼きをするということになると、

1.今日作ってもある程度の固さになるまで細工ができない。

2.Nさんが作りたい印面の真円を作るのがちょっと厄介。

という理由で、石膏にしました。

石膏で真円を出すには、まん丸い筒(サランラップの芯のようなもの)を用意し、そこに石膏を流し込まないと難しそうですが、ちょっと工夫をすれば結構簡単です。

まず印花の長さに相当する厚さの粘土をろくろの上に乗せます。ろくろは手ろくろでも電動ろくろでもOKです。

そしてろくろを回しながら、高台の中を削る要領で、カンナやカキベラで、真ん中に丸い穴を開ければ、石膏を流すための型のできあがり。

筒だと太さも適当なものを探すのが大変ですが、この方法ならどんな太さの真円でも簡単に作れます。

ろくろに乗せる粘土の厚さは、最低20㎜くらいはあった方がいいと思います。

初心者の方だと、粘土に深くて丸い穴を開けるのはやや難しいので、厚さを薄めにしてください。

作品に印花を押すとき、どんなに深く押したとしても、せいぜい5~6㎜。

押しにくいことを無視すれば、10㎜だって押せないことはありません。

自分の力量にあわせて、粘土の厚さを決めてくださいね。

液体状のものを流すわけですから、穴の周りの粘土の厚さもそれなりにないとダメですよ。

5センチ四方に20㎜くらいの穴という比率が適当でしょうか。

もちろんもっと多くてもかまいません。

石膏が固まれば、粘土はすぐに外せて粘土として使えるので、ケチることはないですね。

こんな方法なら、いろいろな太さの印花を作ることが可能です。

ぜひ一度試してみてください。

作ってから1時間くらいで削り始めると、まだ石膏も柔らかいので比較的楽に削れます。

カッターや線描ベラなどで簡単に削れます。

細かい細工は、やや固くなってからやってみてください!

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