2016年1月
作品に、口紅を巻く。
作品に口紅をつけてみませんか?今回、釉薬を剥がし、鬼板を塗ります。左側が弁柄、右側が鬼板です。
濃度はシャポシャポなクリーム状、飲むヨーグルトっといった感じ。手回しろくろに中心を合わせて作品をのせ、準備OK!
ろくろをゆっくり回しながら、ヘラなどの傷が付かない物で優しく擦って剥がします。
剥がせたら、湿らせたスポンジでキレイに拭きます。(高台と同じように)
口紅を引いていきます。ロクロを回転させて筆を持つ手は必ず固定し、筆先は斜めにねかすようにします。始めは、水で練習しても良いです。
いかがでしたか?又、焼き上がり次第UPします。※「作品の釉薬を剥がさない」というのも、ありです。その場合は、施釉前にさし、下絵と同じです。
記:takahashi.
マグカップの施釉
取っ手があるだけで、施釉が怖いと、いう声を聞きましたので、マグカップの釉掛けをご紹介します
簡単ポイント(1)専用の釉ハサミを使う。今回使ったのは、コレ→
(2)挟む位置を確認。入れて出す方向をイメージして!最後に垂らすのは、取っ手の方にします。これが、一番キレイにいきます!(私的に) さて、釉がけです!(釉薬潜らせる前にもう一度混ぜてください。)
(3)釉薬を垂らす方向。これで、仕上がりが決まります!(均等に発色させたい場合は、入れた方からあげる。濃淡を付けたい場合は、入れた方と反対から出します。)
通常1・2・3で上げます。上げたら、はい、こんな感じ。取っ手の先に釉薬が垂れるようにむけます。
乾いてから、手で作品を持ち、ハサミをゆっくり外します。ハサミの針の跡、指が届かない所は、道具の柄で簡単に消せます!
勿論、高台底は拭いて完成~!本焼を待つのみです
いかがでしたか?施釉は、エイっと少しの勇気で仕上がり度UPします
記:takahashi.
復活を目指す相馬焼大堀窯
11日の報道ステーションで福島第1原発の事故で避難を余儀なくされ、窯元としての仕事が出来なくなった大堀相馬焼の特集をやっていました。
福島県の温泉や高速道路のサービスエリアなどの売店に置いてあるので、皆さん一度は目にしたことのある焼き物だと思います。
福島県浪江町一円で生産されていましたが、原発事故の影響で、浪江町では生産が出来なくなり、今は福島県と栃木県の県境に近い福島県西郷村で復活を目指しています。
1月11日テレビ朝日「報道ステーション」(You Tube) → こちら
これまでと違う土での生産なので、歩留まりが悪く苦労が絶えないようですが、他にはない焼き物なので、ぜひ復活してほしいですね。
福島県を訪れた際には、ぜひ大堀相馬焼を!
大堀相馬焼 → こちら
大堀相馬焼松永窯公式サイト(Facebook) → こちら