2017年2月
ラテックス
先週ご紹介しましたスペーターの他に、ゴムのりの<ラテックス>という物があります。
こちらも撥水します。例えば、「全体を黒くし、一部丸く釉抜きをして、絵を描きたい」と、いった場合に用います。
丸くラテックスを塗って、乾いたら釉薬を掛け、ラテックスを剥がし、絵付けご透明釉を吹き付ける。と、いう使い方です。
使う前に必ず、筆に食器洗剤又は石けんをよく馴染ませます。
ラテックス用の筆は、左入れ物に入っています。右2つがラテックス。入れ物に小分けして使います。使用後は、余ったラテックスは、容器に。小分けの容器と筆を拭き取り、洗剤で洗ってください。
きちんと使用しないと、すぐに筆が使えなくなってしまいます。
スペーターとラテックス、上手に使ってくださいね
記:takahashi.
スペーター
教室にあるスペーターは、2種類です。
スペーターは、撥水剤の事です。2種類揃えてありますので、上手に使い分けしてください。
まず、左の「青スペーター」は、素焼き前、素焼き後どちらでも使えます。
さらさらしている為、細かい部分の撥水に適しています。ただ、タレ易いので注意が必要です。スペーターに慣れている方には使い勝手が良い。
使用した筆、容器は、テッシュで良く拭き取ります。
「赤スペーター」は、素焼き後のみ使用出来ます。高台や板皿など撥水部が多い時に適しています。とろみがあるので、タレにくく、スペーター初心者にはこちらをおすすめします。
赤スペーターの筆洗いは、こちらのペットボトル(灯油)でお願いします。青は使用不可!
洗った後は、テッシュで拭き取ります。
筆も赤、青分けての使用をおねがいします。
※ラテックスは、ゴムのりの事。
こちらは、次回~
記:takahashi.
「色土で遊ぶ」・・・簡単たたら作り(クレイガン)
前回に続き、色土で簡単たたら作り。今回は、<クレイガンバージョン>です。
クレイガンは、注射器のような物です。
小指太くらいの粘土紐を中に入れ、ブニ~っと後ろから押します。すると、ところてんの様に同じ太さの粘土が出てくる!という便利アイテムです
※細紐、六角、半月、板、等々パーツがあります。
本体をたたらで作り、その上に色土を貼りたい所に針(又は鉛筆)で軽く彫ります。
その上に、クレイガンで出した色土をのせます。
※本体が硬い場合は、針で跡をつけた後、水分を含ませた筆でなぞってから、色土をのせてください、。硬さが違うと、簡単に外れてしまいます。
乾燥は、新聞にくるんでね!
いかかでしたか?案外簡単でしょ?
前回も今回も使用した色土は、1色50gづつと小量です。お値段もリーズナブル
1番気を付けるのは、量り間違えない事!軽量なので、小皿にのせて量ると誤差が生じ難いです
明日 2/11(土)は 休みです。
記:takahashi.
「色土で遊ぶ」・・・簡単たたら作り
「色土は、ハードルが高い。」なんて、うっそでーす!
「練り込み」は手間がかかりますが、色土を一部ポイントに使うだけでも、良いですよ
まぁ、私の説明で伝わるかどうか疑問ではありますが、実に簡単ですので、チャレンジして下さい。
①顔料を溶きます。好みや色によって、濃さは変わります。3~5%くらいかな?(青は発色が良いです) 例/土100g:顔料3g
小量の水で良く溶きます。(その前に、乳鉢で擦るとさらに良い)
②粘土に溶いた顔料を混ぜる。パサついてまとまりにくい時は、水を足します。
③1ミリに伸した色土を型抜きします。ぺらぺらなので、優しく扱ってあげてください(笑)
④型抜きした色土をベースになる粘土に配置します。例/ベース:並こし タタラ5ミリ
⑤色土を配置終わったら、麺打棒でベースとならしていきます。例/たたら5ミリ
色土のパーツごとに、真ん中から前、真ん中から後とならしていきます。
後は、石膏型に乗せるなどで作品成形します。簡単だったでしょ?
次回、クレイガンバージョンをご紹介します。
記:takahashi.