2018年2月
お内裏にゃ様とお雛にゃ様~3にゃん官女
お内裏様とお雛様の次ぎの台に座るのは、3人官女。今回は、3人官女のお話。
「3人官女」は、お内裏様とお雛様のお世話係。お雛様が幼い頃からお世話をしており、お雛様が嫁ぐ時にも一緒に付いてきます。
礼儀作法や楽器の演奏、唄などを教え、多彩な才能を持つ女性。お祝いのお酒を注ぐ役目もあります。
3人で構成されていて、定位置があります。
左)眉毛有り、口閉じ・(道具)長柄銚子
中)眉毛無し、お歯黒・(道具)三宝(杯)又は、嶋台(祝儀の飾り)
右)眉毛有り、口開き・(道具)銚子(長柄にお酒を足す)
※道具は、注ぎ口が内側にくるように持たせます。
眉毛の無いのは、既婚者。口を閉じている方が、良く働くという意味があるそうです。
※次回は、5人囃子です。
記:takahashi.
お内裏にゃ様とお雛にゃ様
M橋さんのお雛様、もとい「お雛にゃ様」出来上がりでございます
細部に渡り、こだわりが。是非、ご覧あれ~
ちょっと調べてみましたよ!
<お内裏様とお雛様の飾り方>・・・お内裏様左(関西)/右(関東)が一般的と言われております。
どうしてか?それは、日本では、偉い人をお日様が当たる南に向いて座り、日の出の方角の東(左手側)が上座になる。例えば、右大臣より左大臣の方が位が上という様に。
しかし、国際儀礼では右が上位であり、昭和天皇即位の礼の時にそれに合わせた事から、関東のひな人形業界では、お内裏様を右に変更したということです。 伝統を重んじる京都を中心に、関西では従来通りで、と分かれたようです。
まぁ、間違いはありませんので、置いてみてしっくりくる方で良いのではないでしょうか?
ひな人形は、「婚礼の儀」を表していて、宮中の様子を再現したもの。
・お内裏様とお雛様・使える三人官女・お囃子を演奏する五人囃子・内裏警護の随臣・雑用係の仕丁・嫁入り道具
それぞれ手持ち道具?みんな違うのは、きっと意味があるはず・・・私の様に、気になった方~
それは次回のお楽しみ 又、調べてみま~す。
※教室の胡蝶蘭が、咲いてきました
記:takahashi.